



良いサッカー選手になるためには、自分自身で判断できるようになることが必要です。そのためには、子供が判断しようとする場面で、親が口出ししないということが大切になってくると思います。「口出しはしないけれどもいつも見守っている」そんな親子関係を築くことができれば、選手としても、そして一人の人間としても育っていくものだと思います。
1. 上手に子離れしましょう
小学生の頃は、お父さんやお母さんはいつも一緒に試合会場や練習会場に行って、子供の様子を細かく観察したり、試合の結果に一喜一憂していたと思います。ところが中学生年代に入ってくると、そんな親に対して、子供としては「少し離れて欲しい」と感じるようになってきます。しかし、これは正常な発達と言えます。
子供の全ての面を何でも知っておかなければ気がすまないと思わず、大切なことだけを共有できるような関係を築いていきましょう。例えばサッカー道具の準備、後片付けは早いうちから自分でやらせるようにして下さい。一人で試合や遠征等に行き、生活できるような力をつけるための第一歩です。
2. 子供の行動に関心をもちましょう

子離れしようとはいっても、子供が興味をもっていることを知らないと、家庭内での会話も減ってしまいがちです。デューミランにいる子供たちは、サッカーに関して何らかの形で興味関心をもっています。1週間に1回くらいは「練習どうだった?」「試合に勝てて良かったね!」など、サッカーでの出来事について話をしてみて下さい。 また、時間があったらサッカーの試合を見に来て下さい。公式戦は出られる選手が限られる場合がありますが、練習試合では、けが等大きな理由がなければ必ず全員が出場します。日を追うごとに子供がどのくらいサッカーができるようになっているのかを是非見てあげて下さい。
3. 日頃から生活習慣の確立を図りましょう
「サッカーだけ一生懸命すればよい」という考えは非常に危険です。毎日の生活がきちんと送れることを全ての土台として、そのうえでサッカーに一生懸命取り組める状況を作り出すことが重要です。例えば、早寝早起、好き嫌いなくしっかり食べること、勉強とサッカーの両立…。それから、次の日の準備などは必ず家族全員で心がけられるといいですね。子供の将来は、サッカーだけ一生懸命やっていれば明るく開けてくるのではなく、まずはそれ以外の土台の部分をしっかりさせることの方が重要になるのだと考えています。
以上のことは、子供をたくましく自立させていくためには、最低限のことであると思います。
この3点以外にも細かいことはまだまだあると思いますが、
私達大人は、子供たちの将来を明るく輝けるものにするために、保護者もコーチも「子供の自立のための応援者」という立場をいつでも忘れないようにしていきましょう。
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